そもそも確定申告とは何なのでしょうか。細かく噛み砕いていきます。
1年間365日、所得のあった人が、つまり収入があった人が、所得税を「申告納税」する、または所得税を納め過ぎている場合は「還付申告」をすることです。
ここから先、勘違いしている方が多いかもしれませんが、確定申告は必ず申告しなければならない人とそうでない人、また必ずする必要はなくても申告することによって税金が戻ってくる人がいます。まずはこの最後の、「税金が戻ってくる人」がしないままだと損をするということが大事です。自分がそうなのかどうなのか調べることが大切です。
申告にあたっては内容により、源泉徴収票や控除証明書、領収書などの申告書以外の書類が必要です。まずはキチンと揃っているか確認することが非常に大事なことです。この中には確定申告の時期が近付くと各機関から郵送されてくるものもありますので、日ごろから郵便物を管理しておくことも大切です。
一方で、医療費や必要経費の領収書などは個人の管理になります。こちらは郵便物の管理より難しく、紛失する可能性も高いので注意が必要です。
また、住宅ローン控除を受ける場合は、登記事項証明書や住宅ローンの年末残高証明書などは自ら取り寄せないとならない場合もあります。