棚卸資産の評価方法

青色申告者は、棚卸資産の評価方法に低価法を選定することができます。棚卸資産の評価方法は、大きく分けて原価法と低価法の2種 類あり、原価法は更に個別法、先入先出法、後入先出法、総平均法、移動平均法、単純平均法、最終仕入原価法及び売価還元法に分かれます。 棚卸資産の評価方法は、届出のない場合は、最終仕入原価法で評価することとされていますが、所轄税務署に届け出ることにより評価方法 を変更することができま […]

純損失の繰越し、繰戻し

青色申告をしている者で事業所得、不動産所得及び山林所得の各種所得に損失が発生し、他の所得と損益通算をしても損失が残る場合には 翌年以後3年間損失を繰越すことができます。純損失の繰越控除をするには、確定申告書に損失の金額に関する事項を記載し提出期限内に 提出するとともに、翌年以後も連続して確定申告書を提出する必要があります。 なお、白色申告者の場合は、純損失の金額のうち、変動所得の損失と被災事業用資 […]

青色専従者給与

ご主人が個人事業主を勤め、奥さんやご両親、お子さんがその事業を手伝っているというケースは非常に多いと思います。この場合には 奥さん、ご両親、お子さん等の親族に支払う給与として税務上認められる額は、青色申告と白色申告とでは大きな違いがあります。青色申告 で認められているのが、青色専従者給与です。その金額が適正であり、実際に支給していれば、全額を必要経費に算入できます。なお、事業主 の申告において、青 […]

青色申告特別控除

青色申告特別控除には、65万円の特別控除と10万円の特別控除の2種類あります。会社員の給与に認められている概算の必要経費である 給与所得控除の最低補償額が65万円ですが、それと同額の控除が認められるのはありがたいです。白色申告者の方や10万円の控除しかしてい ない方は是非、65万円の青色申告特別控除を受けられるように頑張りましょう。 65万円の特別控除 対象者 次に該当する者が65万円の青色申告特 […]